魔法をかけてくれるのは「結婚指輪」

結婚を象徴するのは「指輪」です。

アクセサリーが許されない職場でも「結婚指輪」だけは別の存在です。

結婚指輪の数だけハッピーの物語があると思うと、聞きたくなりませんか?

結婚の形もさまざま

私は再婚でしたので、特別なこともせず、ワンピースでの式の真似事と、親族との食事会だけでした。

夫は初婚でした。

私の子供達は少々難しい年頃でしたが、喜んでくれたように思います。

入籍と夫が自分で選んでくれていた結婚指輪だけが、その日の思い出でした。

青くて小さな幸福

その日の式の途中に差し出された指輪は、私にとっては充分すぎるブランドのプラチナの結婚指輪でした。

「嬉しい」というつぶやきが、ふと口を付いて出ました。

緩やかなカーブの銀色がつやつやと光り、私の左手の薬指におさまる。

内側には、イニシャルと今日の刻印。

それから夫の誕生石の小さな青いサファイア。

(もしかして守ってくれる印?)と頭をよぎる、少し子供じみた考え。

(でも今日だけはいいの)と母親でなく、ひとりの女としての自分に戻る。

誰が考えたのか分からないけれど、気持ちが形になって、回りにもアピールできる「結婚指輪の存在」が、私に小さな幸せをくれた。

最初は「指輪も披露宴も必要ないよ」と心からそう思ったのに、不思議でした。

後悔しないための指輪の選び方

結婚指輪の効用

夫婦って修行なんだと思う。

年月が経つとそう思う。

どんなに好きだった人とも別れたくなることもある。

「ありがとう」と感謝した指輪も、小さな傷がたくさんついた。

夫婦をつないでいるのは、幸せに満たされたあの日のことを、結婚指輪が思いださせてくれるせいかも知れない。

あの時は「もっともっと幸せになるかも」と思った。

現実はそれほどでもなかったけれど、夫への感謝の気持ちが、
いつも繰り返し日常の中に顔を出して、笑い話に変えてくれる。

それが私にとっての結婚指輪の一番の効用だと思う。

これって結構、今も幸せってことかも知れない。

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